the spirit of language

Hi, my love:)

ブログを始めたばかりの頃、なぜブログ名を“Day out by the water”にしたのか何度か聞かれたので今日はそのお話しをしたいと思います。※この次の段落はややネガティブな内容なので嫌だったら飛ばしちゃってください;)

留学2年目、私の胸は希望と興奮でいっぱいでした。素敵なアパートでの親友との新たな生活。学校で得てきた学びを少しずつ身体で理解し始めているという実感。成長し生まれ変わった自分になれる気がして、まだ2年目が始まったばかりにも関わらずあの頃は既に次の夏帰国することが待ち遠しかったです。しかし、人生はそんないつもキラキラと輝いていませんよね、、まだコロナのコの字も上がっていなかった今年の頭、急に自分の存在がよく分からなくなりました。自分というものがバラバラになり見えない何かが心感情を操作しているかのような感覚でした。気がつけば勝手に涙がこぼれ落ち止まらない日なんかもありました。例え好きなことに対しても一時期、目的を見失ってしまいました😂そして当時、自分自身を生まれてはじめて“弱い人間”だと考えるようになりました。

ある日ルームメイトの親友は、今日はオシャレして映えた写真でも撮りに行こうよ‼と壊れかけた私をマンハッタンのBattery Parkに連れて行ってくれました。彼女は私より3歳ほど若いですが年齢など全く感じさせない非常に大人びた考えを持っており、それぞれの国や文化、家族のことなどを話しました。

“あなたは決して弱くなんてない。たとえ将来何か目指す者が決まっていたとしても、それ以前にあなたはひとりの人間なの。悩んだり泣きたくなったりして当たり前で、その感情を隠そうとか押し殺そうとかする必要なんてないのよ。あなたは強い女性なの。大丈夫だから。”

そう言ってしっかりとハグをしてくれたことは今でも覚えています。私が十代の頃、こんなにも強く深いメッセージを悩んでいる友達やかけがえのない人に伝えられたでしょうか。この言葉のおかげで自分という存在を取り戻すことが出来ました。そして、あの日彼女が撮ってくれた私の笑顔の写真に、彼女がつけたInstagramのキャプションが“Day out by the water”でした💓風が気持ちの良い日曜日、親友と出かけて語り合った時間は今の私にとって大切な一部であり、そのことを決して忘れたくないという思いと私もこのブログを読んでくださっているあなたにとって心の支えとなる存在になりたいという願いからブログ名にしました。

苦しいことも辛いことも人に見せずに陰で努力できる人はかっこいいかもしれません。しかし本当にしんどい時は家族、友達、先生を頼ることも必要です。それは決してあまり良くないことというわけではありません。人に自分の弱みと思う部分を見せ助けを求めること自体、とても勇気のいることです。あなたがその人のことを心から信頼していれば、そのような存在からの言葉はきっとあなたの心を支えてくれるでしょう。目に見えない言葉というものには、目に見えないあなたの心を癒し強くしてくれる目に見えない秘めた力があるのです。

こういった内容のブログを書くなら張本人がしっかりするべきだろ!と思う方もいるかもしれませんね。その気持ちも分かります。しかし私はこのブログを自分がカッコつける場所にはしたくありません。こんな人間だっているからあなたもいつかは大丈夫になるよと伝えたいです。日々少しずつでも前進するため、一歩が難しかったら半歩、なんなら立ち止まる時だってあるかもしれませんが何かしら明日につながる今日を生きるために、私はあなたに寄り添い続けたいと思います。

長々と失礼しました😅

Love you:)

 

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